釧路移住

「準中型で運転できる準中型車は準中型車(5t)に限る」免許を持っているので、こちらのトヨエース(1.5tトラック)が運転できる。
ハイエースより大きい車両は初めてで緊張したが、意外と快適なドライブだった。

KUSHIRO
山がありません

歴史ある港町
都会すぎて目が回る

人生はアテの無い旅である。どういう運命なのか、釧路に移住することになった。

勿体ぶらずに説明すると、妻もちしおの就職である。自分が二度目の育児休暇を取得し、家族揃って釧路へ移り住むことになった。育児休暇が明けるまで、専業主夫へのキャリアチェンジ、しばしの釧路ライフである。大学生活を「人生の春休み」と形容するが、これに倣うなら「人生の夏休み」であろうか。夏休みの宿題は素早く終わらせて遊んでいたが、育児はそう簡単には終わらないから大変である。

引っ越し作業は全て自力で行なった。時節柄、業者を頼めば足元を見られる。(見積もりは最低30万円。)というわけで、レンタカー。引っ越し用に大きなトラックを借りることにした。(現在の普通免許では運転できないが、自分は法改正前に免許を取得したので車両総重量5tまでOK。残念ながら、もちしおは運転できない。)ただし、このクラスのレンタカーには「乗り捨て」プランが無い。トラックを受け取るためだけに、JRとバスを乗り継いで一旦釧路で一泊。翌日、トラックをGETしたら遠軽までドライブし、荷物を搬入。翌朝、再び釧路へとんぼ返り、というハードスケジュールだった。引っ越し作業は二度とゴメンだが、ハイエースを超えるデカいトラックの運転はいい経験になった。いつかこのサイズのキャンピングカーを手に入れて、悠々自適に暮らしてみたいと思っている。

正直な話、釧路は通岳には不便すぎる。どこに行くにも距離があって、時間とガソリンをムダにする。ここに永住する選択肢はない。(永住するなら、帯広か羊蹄山麓が希望である。)つまりこれは、育児に専念しろということなのだろう。確かに、育児をするには最適な環境のように思える。公共施設や商業施設はコンパクトながら充実しているし、公園や自然との距離も近い。(ただ人口密度はやや高く、運転の荒い車が多いのはストレスである。)息子が大きくなるまで、山を忘れて釧路で暮らすのも悪く無いかもしれない。

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