大雪山黒岳 まねき岩シュート

mandam

さぁ、待ちにまったスノーシーズンの開幕である。羊蹄山は遠くなってしまったが、遠軽町からは層雲峡が近い。ここ最近の毎日、黒岳スキー場の積雪情報をチェックしてはそわそわしていたんだけど、ついにオープンという福音(ツイート)が舞い込んだ。もう行くしかない。

ヘッデンスタート

ロープウェイを使うかって?そんなヤワなことする訳が無い。ファースト・ライドをゲッツするためには、日の出前から歩くに決まっているじゃないか。久々に履くブーツとスキー板はビックリするくらい重い。毎年そうだが、シーズン・インは絶不調だ。

サンライズ

層雲峡の急登を超えると太陽ご対面。見上げると雲ひとつない青空。図らずもザ・デイ、なんて日だ。太陽が高くなると気温もぐんぐん高くなって来た。たまらずR1を脱ぎ捨てて夏山と同じ格好になる。動き続ける限り、全然寒くない。今日は地獄装備が全く役に立たなかった。いいことだ。

祝!黒岳スキー場OPEN!

スキー場OPENの1時間ほど前に到着。当然ながら登山客はいない。ひとり寂しく歩いていると、森の中から圧雪車が出迎えてくれた。一足先にお邪魔します〜。

まねき岩が手まねきする

スキー場を登り終えるとリフトが動き出した。後ろから他のスキーヤーが登ってくるプレッシャーと闘いながら山頂を目指す。ほぼ無風で太陽が焼き付けるように熱い。最近の不摂生もたたり、慣れないスキー歩行で10歩歩くごとに大きく息を吐きながらくるぶしラッセルを繰り出す。雪質はモナカだが、まねき岩シュートはフレッシュなパウダーが吹き溜まっている。これは期待大であるぞ。

so good !

山頂は西風が強くて肌寒い。写真だけ撮ってそそくさとスキーに移る。何せ半年ぶりのスキーなので、準備に手間取ってもどかしい。どうやってビンディングを装着すればいいのかわからず、変な方向に足を曲げたせいで足首が痛い。

滑走は一瞬。フレッシュパウダーを全身に受ける。実に美味しい。この瞬間のために、首を長くして待っていましたよ。頑張って登った甲斐があったというものでございます。まねき岩より下は藪がひどいので、適当にトラバースしてトレースに復帰。もう一回登り返しておかわりを頂いたらボチボチ下山。

つい買ってしまった。

ゲレンデはガビガビでちっとも楽しくなかった。5号目で一息。何も買わないのもなんだか申し訳ないので(ロープウェイの駐車場もこっそり使っているし)、自販機でコーラ缶をいただく。りんゆう観光、万歳。

怒りの夏道スキー

ゴンドラが悠々と運行しているのを尻目に、明朝登って来た夏道を下る。まだ雪が少ないので、隠れた笹や切り株のトラップ満載。いいトレーニングになりました。

よし乃

下山後はやっぱりよし乃。普通盛りでも、野菜たっぷりてんこ盛り。ご馳走様でした。

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