ウペペサンケ山(糠平川林道)
本日もiida氏と。晴天満月の糠平温泉から入山。正面に満月を見据え気分は揚がるが、辺り一面笹藪だらけ。数日前のトレースと随所にピンクテープがあり、渡渉点探しは楽できた。最短ルートでウペペ橋へ。取り付き尾根はバリカタ、シール弾かれ難儀する。・1181から・1595へ。森を抜けると、東の空が微笑む。稜線に上がれば、ウペペの稜線と満月がお出迎え。至高の山スキー。iida氏も言葉を失った。そよ風だが、放射冷却で極寒。ウェアを全て着込み、風を避けて進む。まつ毛が凍りつく。糠平富士まで、シールとクトーで頑張ろう。随所でカチカチ鉄板級、エッジが弾かれ肝を冷やす。ウペペ山頂からの滑走を計画していたが、楽しめる雪質ではないのでシーデポ。アルミアイゼンに履き替えて雪山ハイキングと洒落込もう。なぜかiida氏はスキー背負っている、自分に厳しいスタイル。登って降りて登って少し歩けばウペペサンケ本峰到着。ソイジョイ美味しい。来た道を辿って下山。なるべく南面を歩いて身体を温める。糠平富士でスキー履いて滑走。多少緩んだが、緊張の尾根滑りだった。iida氏は途中までアイゼン、薮尾根スキーは不慣れながらも転ばずに降りてきた。山岳部で鍛えられた実力が垣間見える。
速攻下山なので、中村屋の温泉はお預け。(いつもの)士幌温泉で汗を流し、カレーを補充して帰釧。駐車場には、ふきのとう。