雌阿寒岳

もちしお、二日酔いにはならないらしい。

青空と阿寒富士。息子と父親。

GoProでツーショットをキメる私。

背負子登山も慣れたものです。

もちしお自慢の一枚

息子の山デビュー、第三弾。お天気に恵まれて、ようやく雌阿寒岳へ。深田百名山は初登頂だ。背負子で山に登っても「登頂」って言えるのかは微妙だけど、まぁいいか。思い出せば、去年の夏山は雌阿寒岳と雄阿寒岳しか登っていなかった。育児休業中に妻の目を盗んで登るトレーニング目的の山という印象だったけど、今日はいい思い出で上塗りされました。

オンネトーコースから入山、気持ちの良い森林浴。息子を背負って標高を上げていこう。もちしおは、いつものごとく、体力不足。入山早々、弱音ばかり吐いている。息子は相変わらず元気いっぱいである。全身汗たらたら。6合目で樹林帯を抜けると、気持ち良い秋風だ。まだ言葉の不自由な息子に、阿寒富士を指差して「やま」を教える。小さな声で「や・ま」と応えてくれた。

山頂まで2時間25分。熱い。息子に麦茶を飲ませて休ませる。阿寒湖を見下ろしてしばし休憩。百名山だけあって活況な山頂、息子は人気者であった。下山はコケないように慎重に急ぐ。樹林帯に入ると、息子は疲れたのか寝てしまった。重心が傾いて余計に重たく感じる。起こさぬよう気をつけて歩いていたが、アカエゾマツの枝が息子の顔に当たり目を覚ましてしまった。ご機嫌悪く泣き出すので、パトカーや救急車の声真似をしてあやして、なんとか切り抜けた。次第に元気になり、ケラケラと笑い始めて一安心。

下山後、キャンプ場に併設されたお洒落なカフェでサイダー500円。アカエゾマツのエキス入り。もちしおの感想は「マツヤニ」。釧路までのドライブで、後部座席からは二つのいびきが聞こえてきましたとさ。

Mountain

次の記事

大雪山平山