芦別岳

雪はなかなか繋がらない

ライジング 天気は持ちそうだ

大雪山をバックに登る先輩

どんよりしている雲峰と芦別本峰

大きくトラバースする

雪は程よく緩み、山頂までスキーでOK

お楽しみタイム、カタメ

ちょっと賞味期限が切れたくらいが美味しいんです

前富良野岳下山後、温泉から登山口へ直行。明るいうちからシュラフに潜って、優雅に車中泊を過ごせた。アマプラで最近はまっている三谷幸喜作品を観ているうちに暗くなった。先輩は酒を飲んでいた様子。

遠征三日目は芦別岳。3時発だったが、スマホのGPSアプリの調子が悪くて少し遅れる。先行する先輩のライトを、板担いで追いかける。藪がうるさくて苦労した。雪が繋がるのは標高800mから。雪が硬くてさらに一苦労。たまらずクトーをつける。今日は高曇が続く午前中勝負。厚い雲の裏側に太陽が昇り明るくなってきた。昨日滑った前富良野岳が見える。半面山で戦いのゴング(あの鐘)を鳴らし、ラストスパート。雲峰と本峰をうまくトラバースしながら山頂へ。カチカチを想定してアルミじゃないアイゼンを持ってきたが、シールとクトーで山頂まで繋がった。山頂直下の岩場は緊張する、滑落すればルンゼへGOだ。適当に写真撮って滑る斜面を観察する。先輩は「本谷でもいいぞ」と言うが、あの沢下りはゴメンなので却下した。無難に東面へ滑り込む。ガチガチとカチカチの間くらいの雪。転ばないようにゆっくり滑りました。ボトムから半面山へ登り返して夏尾根へ。藪とクラックがお出迎えだ。できるだけ雪を繋いで750mまでスキー。あとはトボトボ夏道を歩いてゴール。

GW前半戦は総じて天気に恵まれてラッキーでした。山と仲間に感謝である。もちしおの仕事のため、一度釧路に引き返す。4時間近くハンドルを握ってクタクタだ。山なら10時間でも20時間でも動けるが、車の運転は3時間が限界。俺らこんな山の遠くイヤだ。GW後半の計画を練るが、天気が微妙だなぁ。

Mountain

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