前富良野岳

ニノ沢を詰め、斜度が出たら尾根へ

振り返るとトウヤウスベとかその辺

兵どもが夢の跡

山頂は西風が強い

素晴らしいシャバ

前日の幌尻岳は完全燃焼だった。一晩では体力の回復が見込めないので、お手頃な前富良野岳でリフレッシュと決まった。なつかしのニノ沢である。

秋雲橋を5時にスタート。ヘッデン要らずで楽々。徒歩数分で雪がつながりシール歩行開始。先行していた3人組を追い越して進む。楽をしようと林道から逸れて右岸尾根を攻めたが、藪がひどくてこれは失敗。敢えなく林道に引き摺り下ろされて、素直に沢底を詰めることにした。ニノ沢は日陰で涼しく快適。斜度が出て来たら左岸尾根に乗って進む。大雪山がよく見える。今日はとても良いスキー日和だ。ニノ沢には前日の楽しそうなシュプールが刻まれていた。両腕を日焼けさせつつ山頂へ。風が強い。雪が緩むことを期待して、小一時間ほど暇を潰す。天気がいいだけにもったいない気持ちもするが、山に行けるだけでも十分に感謝である。ニノ沢は快適スベスベ斜面。ザラメをかっ飛ばしながら一気にボトムまで落ちていった。登りではペースの上がらなかった先輩だが、スキー捌きは圧倒的にうまい。ハイスピードで気持よさそうに落ちていった。あとは林道をダラダラ繋いでゴール。良いリフレッシュになりました。