トムラウシ山

久しぶりにおトムへ、トレースは多い

ブリッジ無し。片足を濡らしながら渡渉。

冬尾根コースの名物

前トム

スベスベのカムイサンケナイ源頭

日射が増して暑くなってきたが、雪はカチンコチンに凍ついたまま

クトーで山頂まで行きたかったが、無難にアイゼンへ換装。
使うかどうか微妙な時は、軽量なアルミアイゼンで。

振り返ればオプ。あそこまで歩こうと考えた人はどうかしている。

ガリガリアイスバーン、アイゼンが外れて肝を冷やした。

雪よ、早く緩め。

コマドリ沢はシャバシャバヒャッホーだった。

釧路の引越しがひと段落したので、トムラウシへ。絶賛、育休延長戦である。トライアル釧路でバナナとお茶を調達したら、ドライブスタート。シカ、キツネ、タヌキ、ウサギとバトルしながら東大雪荘まで3時間30分。運転だけで疲れてしまいそうだ。

1ヶ月ぶりの山だけど、春板なので軽くて楽々。ブーツは前日に熱成形したばかりで絶好調だ。コースは冬尾根。残念ながらスノーブリッジは全滅、飛石渡渉で左足を濡らしてしまった。靴下を絞ってリスタート。台地に乗り上げたらApple Watchのコンパスを頼りに森を直進する。かなり調子良い。ヒグマのシーズンなので歌でも歌いながら行こう。森を抜けると日の出。東の空にニペソツが光る。急登の雪面もキラリと光る。今日はクトーが活躍する。カムイ天上からカムイサンケナイを大トラバースし、コマドリ沢を詰めればトムラウシご対面。日が昇って暑くなってきた。次第に足も重くなる。やはりブランクが効いている、眠気も増してきた。時間はあるからのんびり行こう。森林限界を越えると、カチカチマシマシ。クトーが決まらぬ鏡面仕上げ。これ以上は滑落しそうなのでアイゼンに履き替える。久しぶりに使うペツルのアルミアイゼン。重い足を引き摺りながら山頂へ。途中、右足のアイゼンが緩んで5mほど落としてしまう。肝を冷やした。気温の変化で金属も伸び縮みする。アイゼンの調整は事前の準備に加え、山の中での微調整も重要であることを学んだ。

山頂まで5時間ほど、体力の衰えを痛感する。雪の緩みを期待しながら、1時間ほどぽやぽや。風もなくて快適そのもの。羊羹美味しい。やることが無くなったので、南斜面へドロップ。太ももが悶えた。標高を維持しながら距離を稼ぐ。コマドリ沢は日射を浴びてちょうど良い緩み具合。シャバシャバ癒されて大満足。ボトムまで一気に滑りたい欲求を抑えてトレース合流。渡渉が面倒なので久しぶりに夏尾根コースを使うことにした。森の中はうまく日陰を選んで滑り降りていく。次第にお腐れ雪になって、ちょっとイライラする。最後は夏道を少し歩いてゴール。東大雪荘は営業前なのでそそくさと撤収。駐車場にアリンコが湧いてて春を感じた。

塩ラーメン野菜トッピング950円

らあめん三日月屋で塩分を補充。ここのラーメン、麺とスープは普通だけど、野菜炒めが絶品で最高。次は野菜ダブルで決まりだな。

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