電気の沢(大雪山・層雲峡)

ボロボロのF1

沢と岩のジャンキー達

水温も水量もイージーだった

目を凝らすと、先人達の足跡が見えてくる

怖いもの知らずのムーブ

チョックストン

3時間30分の速攻だった

去年のリベンジ、層雲峡の電気の沢へ行ってきた。当初、沢キャップT氏を含め4名の予定だったが、直前の負傷でDNS。1名減って3名での挑戦となった。経験値的に自分がトップを行くだろうということで、前日の夜は緊張で寝られず、クライミング本で復習しつつ酒を飲んだ。

そして当日、午後から天気は悪化傾向なのでスピード重視でゴルジュを抜けねばならない。さぁ行こうか、9時過ぎにスタート。上下ネオプレンの完全装備に、禁断のチートアイテム「ライフジャケット」を持ってきた。これで怖いもの無し。早速F1でトップを行く。ホールドがボロボロなので重心移動は慎重に。下を覗くと脚がすくむが、落ち着いてスタンス(苔が剥げている)を探せばノープロブレム。無事突破。残置で支点構築し後続をフォロー、いざ電気の真髄へ。ここ最近の酷暑続きで、予想以上に水量が少なく水温も暖かい。去年あれだけボロボロにされたゴルジュだが、拍子抜けするくらい簡単に突破できた。これがネオプレンの力なのか、それとも自分の力量が上がったからなのか。後続の二人共、もともとクライミング力があるおかげで、どハマりすること無くスイスイ着いてきた。気がつけば去年泣きを見た「チョックストンの滝」。スイムを楽しみながらクリア。ゴルジュを抜け林道に合流しそのまま下山。休憩・補給なし、3時間30分の速攻だった。これなら1日に三周できるな。短時間ながらも、二人とも満足してくれた様子で良かった。黒岳の湯で汗を流したら、サラダチキンを片手に遠軽へ帰還。いつもの山岡家で締め。