ニペソツ山
ついに来たよ。何が来たかって、野暮なこと言うんじゃないよ「ザデイ」だよ、「The Day」。北海道全域が安定した好天気だ、これを逃したら山屋が廃るってもんでえい。てなわけで、毎年恒例のニペソツ山へGO。気合入れて日付が変わる前に自宅を出るが、寒すぎてエンジンの調子が悪い。おまけにワイパーが凍結してぶっ壊れた。まぁ細かいことは気にしてもしょうがない。ヘッドライトつけて、いつもの幌加温泉からテクテク林道をゆく。ラッセルはくるぶし上だが、ズブリと沈み込む疲労系のドライパウダー。単独なので焦っても意味ないのでのんびり進むよ。
完全に計算ミスったらしい。もう2月も末でしたわ。
前天狗に着くと、ほぼ無風。暗いうちはガチで寒かったが、日が昇ると春の陽気。こんなに快適なニペソツは初めてですわ。と言うことで、板デポしてサクッといきましょう。
バリズボ系。うまく氷化しているところを探して、バリズボを避ける。欲を出しすぎると雪庇に近づくから注意。東面はいつも以上に黒い、踏み外したらあっちの世界へ真っ逆さま。
7時間かかった。ずっと運動不足で体重も増え気味。日照時間も長くなったし、夏に向けてトレーニング始めようかしら。
風が無いので全く寒さを感じない。アウターの出番が全くなかった。汗掻いて熱中症になりそうなので、なるべく日陰を選んで体温を下げながら帰ってきた。お湯じゃなくて、冷たいジュースでも持ってくればよかった。
お楽しみタイム。ゆるゆると滑り、例の斜面をシールつけて登り返す。南斜面なので、かなりヤバイ霜ザラメが発達していた。いつ雪崩れてもおかしくない。
めんこい。彼女達も温泉が好きなようです。
温泉で汗を流したらいつもの山岡家へ。コロナの影響で消毒液のサービスがあったり、箸とコップはセルフじゃなくて手渡しだった。4年に1度の「ニンニクの日」なので、ニンニクパワーでコロナを乗り切ろう。