硫黄山(ウブシノッタ川)【DAY1】

チーム・オホーツク、ウッズ氏NJ氏に誘われて知床硫黄山の沢へ。ウブシノッタ川は、山谷レベル〔!〕になので、そこまで難しくないだろうと、お気楽ルンルン気分で遊びにきたが。

ウォーキング

カムイワッカ温泉の駐車場から歩く、硫黄山橋まで6キロ1時間半。昨シーズンの知床岳キャンプ以来なので、あの斜面が気になるとか、このウェアが欲しいとかたわいのない話で盛り上がる。当然のように、今回の沢登は「冬の下見」という名目。ウッズ氏は膝が治ったばかりで、NJ氏は沢デビュー2発目で、沢シーズン・インが遅い似たもの同士の3人である。

まずは懸垂下降。50m以上のロープが必須。

硫黄山橋に到着すると、いきなり懸垂。30m+20mでギリギリ。50~60mロープが欲しい。

アスレチック・三連瀑

沢の中に入るといきなりの大渓谷。水はチベたいけどテンション上がる。歩きだしてすぐ釜持ち小滝の3連瀑。どれも高巻きせずに直登。ガンガン攻めるが、2つ目の滝で池ポチャガクブル。逆岸を攻めてなんとか攻略した。歩き出すと、日も当たって暖かい。

二つ目の滝が難しい。

ここは知床。

滝攻略後、しばらくは単調な河原歩き。左右に切り立つ大岩壁を見上げているだけで楽しい。硫黄山の名の通り、石は赤く変色し水は酸っぱい。

ウブシノッタ名物

芸術的沢登り

その後、大小の滝が連続するエリアに入る。なるべく巻かずに直登。10個中8個くらいの滝を攻略した気がする。ウブシノッタ川はアドベンチャー満載。全く飽きさせてくれない。登れなかった滝もあるが、どれも芸術的に美しい。写真を撮るだけで絵になる。

宴会。

次第に沢筋が細くなる。水が枯れる前に幕営。流木多数。燃料には困らない。

 

夜は星が綺麗だった。

(2日目に続く。)