トムラウシ山-オプタテシケ山
GW一発目。トムラ・オプタテ・スキーツアー。
トムラウシ山とオプタテシケ山。二つのピークを三川台で結ぶ、夢の縦走ツアーだ。
東大雪荘を出発して3時間。これぞ日本の夜明けぜよ。
快晴無風の平和な日の出だった。
今日は長丁場なので焦りは禁物。無理せず一定のペースを保つ。
しかし天気予報は悪化傾向。のんびりしている余裕はない。
まずはトムラピーク。あの日は一人寂しい登頂だったが、今日は強力なパートナーが二人もいるので心強い。
タカさんもSiroさんも1ヶ月ぶりの登山ということだったが、快調なペースで付いてくるので僕も気は抜けない。
山頂では、はるばる埼玉からいらした三人組とすれ違った。GWに北海道のトムラウシをチョイスするセンス、好きです。
さぁ、ゆこう。あの頂きへ。
トムラ山頂からシュカブラパウダー。
ここから三川台まで一気にトラバース。本ルートの一押しポイント。ここまできたら引返しはない。ゴールはあの山オプタテシケ。
三川台底からのトム。とにかく広い一等地、ここに別荘を建てよう。
暖かくなってポカポカ気分だったがギリギリ氷点下。スキーが下駄にならなくて助かった。
なるべく標高を無駄にせず、トラバースでオプタテの双子池に向かう。
トラバースで歩くと特定の筋肉ばかり疲労してしまうのでよろしくない。今日の収穫。
さて、残すはオプタテピークだ。予報どうり天気が悪くなってきた。
降雨降雪がないのは救いだが、爆裂沢からの吹上はジェットストリーム。
滑落すればゲームオーバー。慎重にルートを見極め山頂へ。
ついに勝ち取ったオプタテピーク。4月1日時点より雪が増えていてびっくり。
オプタテ上部はガチガチ。下部は最上級のザラメ。最後の最後で全て救われた。
ザラメを求めて飛び込んだ爆裂沢側壁にはボーダーのシュプールが一本刻まれていた。
下山後に調べると、山チューバーの先輩であるウッチャンの滑走ラインだった。(いつもブログ見てます)
そしてこの笑顔である。
わがまま全部乗せトムオプツアーに付き合っていただき、ありがとうございました。
次は沢で会いましょう。
帰宅後、毎週楽しみにしている進撃の巨人(GYAO)を視てからぐっすりと就寝。
しかし、深夜に震度3の地震で起こされた。震源は楽古岳周辺?
おかげさまで、本日やや寝不足なり。
最高点の標高: 2140 m
最低点の標高: 539 m
総所要時間: 11:21:36