ウペペサンケ山
J氏とゆるキャンの予定だったけど、雨予報なので日帰り。糠平のウペペサンケ山へ。意外に登山客多いっす。
前日の夜、雨の中糠平温泉まで車を走らせていつもの車中泊ポイントへ。三国峠を越えた半月が美しかった。
朝5時に登山口からスタート。林道崩落により、片道5キロのアルバイト。ふかふかの紅葉絨毯を踏みしめながら、ぶっ倒れた雑木をくぐり、ぶっ壊れた砂防ダムを乗り越え、ビチョ濡れのシューズにうんざりしながら登山口へ到着。
昨晩、山の上は氷点下だったようで笹の上には霜が降りている。登山道にかぶった笹藪を漕ぎ分けるたびにズボンがビッチョリ濡れる。日陰を歩くと寒さに身震いしてヤバい。たまらず上下レインウェアに着替えた。J氏はいつものごとく一服を決める。結石を患って医者に辞めるように言われているそうだが、rockな彼には関係ないようだ。
笹地獄を突破してニセピークが見える。太陽が出てくると全身が暖かくなってきた。気持ちよくトレイルを走る。なかなか本峰が遠くに見えるが、歩けば意外と近いはず。
三週間連続で沢に通っていた反動なのか、普通のハイキングがすげー楽しいっすわ。林道崩落によって登頂のハードルが上がったウペペサンケ山、これが本来の山の姿だ。楽しいっすわ~。
そうこうしているうちに山頂に到着。濡れた衣類を広げて乾かす。正面に二ペ様。また冬に行きますか。J氏はまたタバコを蒸しながら、来年の沢の目標などを淡々と語る。次第に他の登山客が増えてきたので、下山を始める。帰り道は気温も上がって快適なトレイル。笹帯も下りならそれほど苦労せずに抜けることができた、ただ道をロストしやすいので気をつけなければならない。
下山後は中村屋へ。今日はタイル風呂だった。温泉のぬくもりに幸せを感じる季節でございます。
解散、遠軽までまっすぐ帰る。三国峠にはカメラマンが大量発生。シメはお決まりのヤーマン。サービス券2倍、消費税もUP。