南斜里岳の裏
ゴールデンゲートをくぐってスタート
やっと明るくなってきた
月に照らされる芸術的な東斜里岳
感動的な御来光
デ・デン・デンデン
会心の一撃
沢底へジャンプ
パンケニワナイには立派なトレース、ありがとうございました。
雪原の先へ
秘密の雪園を発見
クラッシュ付きだが、最高の一本だった
バルス
例のルンゼ再訪であった
4時スタート、ウッツ氏と。胸の奥に温めていた2年越しの南斜里岳、その奥へ。本日は先行者の立派なトレースもあり大盛況、ラッセルありがとうございました。十六夜の森を抜けたら、芸術的な東斜里岳がお出迎え、感動的すぎる演出に心の中でオペラが流れる。さぁゆこう、あの斜面へ。まずはログインボーナスの南東斜面をゲット。視界・雪・風、近年稀に見る最高の条件である。ざ・ぱーふぇくと・ぱうだー。スキーを履いたら夢の中、筆舌に尽くしがたい。気がつけば鳥のように空を飛んでいたのであった。すでに大満足だが、本日のメインクエストは南斜里岳裏斜面だ。まずはポイント1508へ登り返す。斜里岳本峰に次ぐ標高なのに名前のない残念なピークである。しかし、その秘めたるポテンシャルは想像以上だった。天気良くピーカン、雪原を渡りシュカブラを越えると、絶品のヨダレ斜面がお出迎え。まさに秘境、何が出るかドキドキ・ワクワク。そこにあったのは天国だった。ウッツ氏大興奮。ガッツリ300ほど滑り身も心もユルユルになっていたら、沢底のクラストにカッ飛ばされてしまう。わたくし久々にクラッシュしてしまいました。幸い怪我はなかったが、股関節に鈍痛を覚える。うーん惜しかった、また次回。滑走後のプランはいくつかあって悩んだが、体力的に限界が近いので最短ルートで登り返して帰ることに。太陽ビームの照り返しがキツすぎて、おめめがムスカ大佐になってしまった。登り返して、最後の斜面は2年ぶりのあのルンゼ。スタートはパウダーだが、狭いルンゼ中盤はクラストしてて安全第一。ゆっくり慎重にガリガリ降りてきた。あとは、いつも通りおかえり沢をスパーっと滑って、少し登り返して、再び峠までボブスレー。駐車場は満員御礼。今日ほど祝福されたパウデーはないだろう。山と仲間に大感謝。今シーズン、もう悔いはないかもしれない。