黒岳

闇夜の層雲峡神社から物語は始まる

明日、祝OPEN!!

招き岩シュートは仕上がった。

GET

温泉郷は平和だった。

1年近く敗退し続けた「よし乃」にようやくゴール。

生まれたてのベビーはいつも寝てたが、最近のベビーは外界の刺激に反応して多彩な表情をする。おまけに、何をしても泣き止まないことが増えた。なんでも、胎内とは違う環境に移動したことを自覚するらしく、未知の刺激に対してパニックになるらしい。俗に「魔の三週目」と呼ばれている。胎内の記憶を思い出させるために、タオルで小さめに包むと泣き止む。面白い。

さて、今週もNRKで鍛えよう。そろそろ黒岳スキー場のOPENだろうと思ったが、明日の日曜日からだった。今日は風強くて運休していた。地吹雪ドライブ2時間で層雲峡到着。風雪が激しいので、屋根付き無料駐車場からスタート。ここ、暖かい、風ない、雪ない、トイレある、と、控えめに言って最高だった。大切に使わせてもらおう。積雪量は1週間で倍くらいに増えていた。雪に隠れたトラップに悩まされずに助かる。しかし厳しいラッセルとの戦いだ。闇夜の層雲峡を鹿に見つめられながら「ヒーヒー」言って這い上がる。控えめに言って辛い。5合目に着くと一瞬青空が覗く。どうやら風向きが変わるタイミングでガスが取れるっぽい。OPEN前日のゲレンデを黙々と登っていく。止まると寒い。久々に「指先マッハ」を味わった。冬山ってこんな感じだったなぁ。にぎにぎ温めながら登っていく。

天候が怪しいので山頂は諦めようかなと思ってたけど、風は弱くなっている。ガスは濃いけど、スキーに支障は無し。敗退の理由が無くなったので、完全地獄装備を身にまとい、いざ黒岳。吹き溜まりは風成雪が不安定で雪崩のプレッシャー高めだった。何度も地吹雪で視界不良になったが、時間をかけて無事登頂。本日もありがとうございます。お楽しみの時間。重パウで思うように滑れなかった。また来週に期待しよう。ピステンのかかったスキー場を一足先に堪能し、夏道も最後まで滑り通して下山。誰か登ってくるかと思ったが、完全貸切の静かな黒岳でございました。

約一年ぶりのよし乃(味噌バターラーメン)が身に染みましたわ。