平山(北大雪)
本日は、平山の平山じゃない方へ。深夜2時に起床。温泉パワーのおかげで、久しぶりにすげー熟睡した。満月の峠ドライブで銀河の滝P。電気の沢で使う下山路をスキーで登る。これが急斜面、雪不足、岩塊壁の三重苦。まったくペースが上がらないが、驚くべきことに滑走跡あり、ありがたく使わせていただく。それでも登り切るのに2時間ほど要した。沢沿いの地図にない道を歩いていく。1時間ほど歩いて渡渉し、平山の尾根へ。ここまで来たらあとは羊蹄山一回分である、楽勝かなと思ったが、やぶ多めの岩塊トッピングで一筋縄ではいかない。iida、山スキーで活路を見出すトレーニングである。山岳部で鍛えられた体力は底知らず。スキーセット(パドルで買わされた重いやつ)を買い直せば、向かうところ敵なしかもしれない。恐ろしや。振り返るとニセカウとアンギラス。よく見ればシュプール発見。際どいラインを美しく落としていた。どうやら、山スキー部の後輩たちがハッスルしていたらしい。下山路のトレースも彼らのものであった。
ようやく樹林外、正面に平山を望む。山頂手前の吊り尾根を歩くひとときは、饒舌に尽くし難くecstasy。天気は怪しいが、視界があるだけ文句は言うまい。山頂で楽しく撮影して下山スキー。南西の斜面へ落ちていこう。雪質は最上級だが、雪不足のため隠れたハイマツトラップに難儀する。ストレスの溜まるスキーだったが、沢筋に入れば快適な滑走。途中ゴルジュも出てきて楽しい。滑走後は、うまくトラバースして元の沢に復帰する。最後の悪斜面と闘ってフィニッシュ。iidaくん、二日間お疲れ様でした。山と仲間に感謝である。
下山後は、Uターンして幌加温泉で再びとろとろ。前日宿泊者は、山の下山後にも温泉に入れてくれる親切サービス。ありがたい。上士幌道の駅でセレブなハンバーガーをチャージし、iidaを送って暗くなった釧路に安着。焼肉の刑はギリ回避。充実した週末でした。