芦別岳
最近、ついにツリーを買いました。真っ暗な釧路でYASU君を拾って、開通前の道東自動車道をGO WEST!本日は晴れ間を狙って芦別岳へ、冬尾根コースから入山。特濃なガスと元気なヤブと格闘しながら、標高を上げていく。1,000m超えれば積雪は十分、ようやく冬山っぽくなってきた。厳冬期はこうでないとやる気が出ない。YASU君のシール歩行はまだまだ、芦別の急傾斜に苦労してずっと息を切らしていた。半面山で視界が開けて、芦別岳とご対面。YASU君は感動していたが、わたくしは足元にヒグマの新しい足跡を見つけて萎えてしまう。今年のヒグマは冬眠する気がなさそうだ。雲峰に先行者あり、夏尾根から登ってテント泊していた様子。お先に失礼して青空ピーク目指して、大トラバースだ。よく観察すると、山頂までびっしりとフレッシュパウダーが積もっている。これは期待できるぞ。冬の芦別岳は何度も登っているが、過去1のベストコンディションかもしれない。最後の急斜面を登って、山頂までノーアイゼン・ノークトーのイージーモードだった。西から吹く弱い風が気持ちいい。富良野方面は雲海テラス。山頂から400mポントナシベツを大滑走。やっとシーズン・インできました。YASU君も大満足であった。半面山に登り返すが、なんだか足跡が増えている気がする。冬尾根を少しおろしたところで、爆速で夏尾根を駆け降りていく御神体を目撃した。こわ~。今シーズンはクマスプレー必携だな。藪だらけの冬尾根を下山し、レストランメープルで塩ラー大盛り。新得で温泉。朝は開通前だった道東自動車道(阿寒ICー釧路西IC)を使って帰宅、おかげで焼肉の刑を回避できそうだ。