黒岳スキー場

層雲峡midnight

退屈な夏道、風に叩かれた重い雪

招き岩に招かれず

積雪、まだ足りない

荘厳な7合目

奉献

初滑り、例年通り黒岳へ。片道4時間の運転で、入山前から気が重い。貴重な人生の時間をつまらないドライブに使うのは愚行だ。今日の運転時間を有効に使えたなら、Netflixでシーズンドラマを一気観できる。それだけの時間を浪費してでも、私の人生にとって雪山とは有意義なものなのだ。山は予報通り強風、ハードシェル装備して気合い入れるが、風に叩かれた圧密雪に苦悶する。気温は意外と高く、シールには雪団子。5合目から黒岳山頂は見えず、7合目からは地吹雪である。心のどこかがポッキリ折れる音が聞こえた。こんな日は家に帰って、おとなしくNetflixを観るに限るのだ。動き出した圧雪車に潰されないよう、スキー場のパウダーをつまみ食い。なんだかんだ、初滑り。やはりスキーは楽しい。スタッフさんは除雪を頑張っていたが、リフトもロープウェイも運休のようだった。夏道スキーでシゴかれてお疲れ下山。驚くべきことに、すれ違いで若者2人組が入山していった。ガッツある山スキーヤーである。

最近、マイコプラズマが流行っている様子。冬の風邪対策は、箱買いしたみかんを毎日食べること、これに尽きる。

Diary

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