雌阿寒岳×2

野中温泉から雌阿寒岳を見つつ入山

大雲海の山頂まで一気に登る

シューズ殺しの阿寒富士

雲の下にオンネトー

2周目、阿寒湖と雄阿寒岳が見える

青い沼、青い。

ジグを刻むたび、人生を憂う

季節は秋へ。

ここ最近、離乳食の与え方に悩む毎日です。 そして、2ヶ月ぶりの山へ。

いつものトライアルでバナナを仕入れるつもりが、まさかの品切れ。何も買わず、深夜のレジ横を通り抜けて脱出。ローソンで「ミニッツメイドの朝バナナ」を調達し阿寒湖へ。全然腹に溜まらない、本当にバナナ2本分のエネルギーがあるのかは疑問だ。エゾシカの群れとバトルしながら野中温泉へ。

野中温泉からスタート。夏山シーズン真っ只中、道内外から車が集まっていた。久しぶりの山で、気分良く駐車場から登山口までスキップで移動したら足首がズキっと痛む。おバカさん。樹林帯が続く5合目まで、薄い霧雨の中を進む。ジメッとして気持ちの良いものではなかった。5合目を越えると雲の上。ぐるっと雲海に囲まれる中、がれ地の登山道を進む。太陽が眩しいいいいいぜ。山頂まで1時間ほど。風もほどよく、朝の空気が気持ちいい。休憩なく阿寒富士へ。ジャリジャリの火山礫で、3歩進めば 2歩戻される試練。心を無にし、足を前に出す作業を繰り返せば山頂だ。ここから見る雌阿寒岳が実に荒々しく美しい。下山はダッシュ。富士山の「大砂走り」よろしく、重力に任せて。シューズの裏から悲鳴が聞こえた。登山道分岐に着いたら、靴下をひっくり返して砂利を掻き出す。キャンプ場に下山して、オンネトー周遊。1周目は3時間ギリ。

ゼリーと水を補給したら、2周目スタート。登山者が増えた以外に特筆すべき点はなく、淡々と山頂へ。この辺から調子が悪くなってきた。寝不足と水分不足だろうか。足を伸ばしてストレッチし、阿寒富士へ向かう。ここのトレイルは緩い下り坂でスイスイ進んで楽しい。2度目の阿寒富士はしんどい登りになりそうだから、ジグザグを数えながら登ることにした。ただジグを数えているだけだが、ちょうど自分の年齢を超える頃、身体が思うように動かない。「人生とは一体何なんだろうか」という絶望感に包まれながら、ヒラヒラと山頂に到着。人の一生は儚い。いや、単にトレーニング不足だな。余裕持って3周はできるようにならねばな。2周目は4時間弱で下山。

下山後、マリモ国道をドライブ。あっかんべーのソフトクリームと赤いベレーの温泉で締め。サウナ熱すぎる。

lap1 ; 2:55
lap2 ; 3:45

Journey

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