地獄谷温泉(スゲ沼沢〜化雲沢)

スコップを背負って

J氏と大雪山。トムラウシの地獄谷へ。アプローチはメジャーなトムラウシ川からではなく、今年オープンしたクチャンベツ沼ノ原から。しとしと雨が降る初日は、とりあえず温泉にたどり着けばOK。特に景色を楽しむこともなく3時間歩いて登山道を外れる。

スゲ沼源頭へ藪漕ぎ

沼を繋いでアプローチすれば多少楽。藪漕ぎ1時間30分。精神的にロス。

スゲ沼の下降

記録の少ないルートばかりを狙うJ氏。今年はヌピナイを含め、ヤバイ沢に行きまくってるらしい。山岳部かよ。そんな沢では無敵のJ氏を必死に追いかけた。

V

熊の気配

スゲ沼沢は、特に難しいところがない。地獄谷へのアプローチとしては、藪漕ぎさえ我慢できれば優秀なルートだ。

化雲沢の唯一の滝

地獄谷温泉到着。そこら中から熱気が湧き出しておる。J氏持参のスコップで浴槽をこしらえた。

ファイヤー

見せられないよ

地獄谷の夜は更ける。

化雲沢の唯一の滝

朝6時にデパ。水量多めの化雲沢。河原歩き1時間半で、写真の滝が出てくる。右岸を難なく直登。

源頭の雰囲気

崖マークに近づくと、雪渓が見えてきた。源頭の雰囲気に癒される。

カール

崖マークは、日高っぽいカール地形だった。ここでテントを張っても良さそうだけど、熊との距離が近い。

雪渓をつめる

硬い。軽アイゼンが欲しくなる。

チングルの楽園

雪渓を攻略して最深部に辿り着くと、そこはチングルマの咲き乱れる楽園。思わず大の字になって、空を眺める至福の時。気分はアルプスの少女。J氏が気持ちよさそうに寝タバコを決めていた。タバコはどうしても好きにはなれんすわー。ここから1時間ほど藪を漕いで夏道に合流。(遠回りして雪渓跡を辿れば、漕がなくても復帰できそう。)

木道のジェットコースター

適当に夏道でクチャンベツヘ。フェルトシューズはツルツル滑っておっかないっす。

ごちそうさまでした。

Gear

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