ニセイカウシュッペ山(茅刈別川本流)【DAY1】

暗くて狭くてジメジメしている

今週もウッズ氏・NJ氏と、ニセイカウシュッペ山の沢へ。有名どころの「天国の階段」ではなく、北面の「茅刈別川本流」を遡行する。(ちかるべつと読む。)

林道は枯葉の絨毯

あらかじめ登山道入口に一台デポし、林道をゲートまで引き返す。本流沿いにしばらく進むともう一つゲートがあるので、そこから入渓。山谷では〔!!〕の沢。どんな強敵が待ち受けるのか、ワクワクが止まらない。

増水気味か

適当に林道を詰めて730で入渓。雨の影響で増水気味。細い沢筋にあふれた水が集中して、迫力倍増。沢の中を歩いたり、へつったりする場面が多い。

ゴルジュ甲子園開幕

駐車地点から4時間30分歩いて、1050で登場する大滝を右岸から高巻く。ここから先は脱出不可能。距離約3キロ、標高差250メートルのゴルジュ地獄が始まる。

呪われたアイテムを見つける

大きく高巻くこと1時間。沢に降りると、鹿の亡骸がお出迎え。皮が腐って、匂いが鼻に残る。沢に落ちて脱出できなくなったんだろう。

笑顔のNJ氏

シャワーを浴びて

微妙なへつり

永遠に続く廊下

野営可能箇所は少ない

ゴルジュ甲子園開幕。どの滝も手強い。ジャンプ・ヘツリ・ハング・シャワー・流木のオールスターズ。全国から予選を勝ち抜いてきた強豪揃いで、ヘナチョコクライマーな我々は歯が立たない。コールド負けかと思われたが、バイルを駆使したり、空身で攻めてごぼうしたり、あの手この手を尽くしトーナメントを勝ち進んでいく。スイム必死の滝が出てきたときは、もう寒さにやられてヤバかった。なんとか高巻いたけど、もしドボンしたらマジで笑えない。

焚き火塾開催。燃料豊富。

日が傾きヘッデン延長突入という、ギリギリ危ないタイミングでテン場を発見した。まだゴルジュは続くよ。